東京音楽大学付属民族音楽研究所

民族楽器入門講座「琴学」

開講日 11/6、11/13、11/20、11/27、12/4、12/11
時間 20:30~21:45(入門)
曜日 火曜日
受講料 12,960円(税込)
定員 10名

講座内容

前世紀、わたくしたちの日本はいくすじかの伝統をいつの間にか失ってしまいました。
活きた弾琴(だんきん)の伝統もそのひとつです。

古代中国に生まれ数千年の時をへて「琴学(きんがく)」として大成、現代まで連綿と伝えられてきた琴(きん)の伝統。
わたくしたち人類の歴史の中で、幾多の風雪に耐えながら何世代にもわたり大切に継承されてきたもの、そこには何らかの理由がきっとあったはずです。

この講座では、琴に触れ、その音楽、その精神を共に学びあうことを通して、豊かな文化芸術に心を託した古代中国人の深い想いに、またこれら中国渡来の文化を楽しみ、味わい、そして受け継ぎ育んだ古(いにしえ)の日本人たちの遥かな想いに、わたくしたちの心を静かに重ねてみることと致しましょう。

講師:飛田 立史(ひだ たつし)

琴人(きんじん)。福島県生まれ。1979年日中友好協会派遣により渡中。北京語言学院修了。1986年北京大学歴史系卒業。大学在学中より中国芸術研究院音楽研究所の王迪(1923-2005)教授に古琴を師事、管平湖 (1897-1967)の琴統を学ぶ。86年-88年中国政府奨学金留学生として上海音楽学院音楽研究所に留学、林友仁(1938-2013)教授に師事する。日本人として戦後の中国にて正式に入門し古琴を学んだ草分け。