東京音楽大学付属民族音楽研究所

民族楽器入門講座「龍笛」

開講日 6/4、6/11、6/18、6/25、7/2、7/9
時間 20:00~21:00(入門)
曜日 火曜日
受講料 12,960円(税込)
楽器レンタル 楽器持ち込み歓迎、貸出は要相談
定員 15名

講座内容

雅楽は、奈良平安時代から宮廷や神社・寺院で演奏されてきた様々な音楽を総称したものです。日本においては仏教の声明(しょうみょう)に比肩する長い歴史があり、アジアに目を向けると、インド、西域、中国、朝鮮、日本等の各地域の音楽を凝縮して現代に伝えています。

雅楽は地域別に大きく三類に分かれ、隋唐代の中国に由来する「唐楽(とうがく)」、朝鮮諸国に由来する「高麗楽(こまがく)」、日本古来の「国風歌舞(くにぶりのうたまい)」から成ります。本講座ではこれらの中から唐楽の「越殿楽(えてんらく)」(または「五常楽(ごしょうらく)」)を中心に習い、歌曲の「嘉辰令月(かしんれいげつ)」(または「伊勢海(いせのうみ)」)も習います。

雅楽演奏の基礎となる三種の管楽器の中から龍笛を用いて、楽器の旋律を唱える「唱歌(しょうが)」を覚えながら、楽器の奏法を習います。

受講者は初学者用の樹脂製楽器を用いて、講師は楽譜等のプリントを配布します。また、講師は雅楽の歴史や理論、時事ニュース、演奏会・展覧会情報、参考書等も紹介します。本講座での教習は、民間での一般的な教え方に則ります。

講師:鳥谷部 輝彦(とりやべ てるひこ)

東京藝術大学大学院博士後期課程修了。博士(音楽学)。専門は雅楽と七絃琴の研究で、仏教寺院で演奏された雅楽や僧侶が伝承した七絃琴の歴史的研究に取り組む。演奏実技では宮内庁式部職楽部の元楽師等に師事して雅楽を学び、現在は溢吹会と小野雅楽会左舞科にて研鑽を積む。国内外の大学や博物館、神社等で講演や体験講座、演奏を行う。当研究所の公開講座「伊福部昭の遺した楽器~明清楽楽器を聴く~」に明笛・清笛奏者として出演中。